日本シリア友好協会会挨拶
気候変動、経済危機、核拡散、新型インフルエンザの世界規模での流行等あらゆる現象が地球規模で広がり、私たちの人間生活が日々脅かされ、不安と焦燥の耐えないストレス社会で輝ける未来を夢見て生きていくため私たちに必要なものは何でしょうか。それは、人道主義に根ざした揺るがぬ愛と世界の動向を客観的に捉えて歴史の教訓を生かし 希望のもてる未来創造に役立てることができる能力を培うことが私たち現代人には要求されるでしょう。
極東の日本と中東のシリア、シルクロードを挟んで東と西に位置する両国民が相互理解を深め、世界の平和と繁栄を願って協力すれば、私たちの目指す明るい未来の開拓に寄与できないだろうか?このような意気込みから草の根運動から私たちは、日本シリア友好協会を2003年に立ち上げることが出来たことを衷心から喜んでおります。これまでの活動を足がかりに大きく飛躍することをねがっています。
ここに至るまで様ざまな障害を乗り越えて尽力してくれた志覇武先生(Dr. Mohammed Shihab)を労って個人的に謝意を表すると共に、彼の長年に亘る日本での経験を通して両国の好ましい親善関係構築に費やされた弛まぬ努力に頭の下がる想いがします。また彼を取り巻き激励と支援を惜しまなかった両国の人々にもお礼を申し上げたい。
この機会を頂き、日本の皆様に当協会への更なるご支援。とご協力をお願い申し上げます。
末筆ながら、近々わが国の誇る世界遺産のひとつであるパルミラに関する本が日本語で出版される運びに相成りました。わが国の歴史や文化を知るのに最適の書物と自負していますので是非ともご購読くださるようシリア方面への旅を計画なさっている日本の皆様に謹んでここにご案内させていただきます。
今後とも、会長として微力を注ぐと共に、当協会が益々、発展し世界の平和と安定に寄与できることを願って止みません。
ダマスカス、2009年12月某日
元国防大臣
日本シリア友好協会会長
ムスタファタラス


